確か実技に分類されてたっけか? 安全教習みたいな名前で、シミュレーションマシンに乗って、歩行者の飛び出しによる事故を体験できる教習がありました。 ゲーセンのカーゲームみたいな機械に乗って運転するシロモノ。 勿論ゲームみたいなリアル画面じゃなくて、ポリゴンカクカクでしたけど。 シートベルトもちゃんとついてましたし。 で、スタート。 行き先が決まってあり、途中表示される矢印やナレーションに従って目的地を目指すのですが、この機械はAT仕様。 MTの人は分かってくれるんじゃないかなぁ、 発進の時やカーブ時は、思わずクラッチを切りそうになるのですよ。 が、AT車にはクラッチなど無い。 で、思わずブレーキを踏んでしまったり。ぎゃふん。 ついでにギアに手が伸びたリーとか。 そんなんで動揺してると、路駐しているトラックの影から人が! もしくは、路地からはボールが!その後はお約束の子供の飛び出し!! …二回、はねました。 はねた途端、座席が前後に揺れ、揺れて、シートベルトによって上半身が締め付けられます。 これが、何とも形容し辛いのですが、とにかく気持ち悪い。 バーチャルとは言え人をはねてしまう不快感よりも、その揺れと締め付けられる不快感がとてもイヤで慎重に運転していきました。 で、結果を見た教官が一言。 「こういう時は、もっとドンドンはねなきゃ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まぁそういう教習だし、間違ってはいない、んだが…。 しかし私、歩行時に横断歩道が無い道路を横断するのはいつも怖くて、よほど車がいない時しかしないのですが、この教習以降、ますますそれが顕著に。 いくら車間が空いてようと、やっぱりドライバーにとって車道を横切る歩行者は邪魔だし怖いっすよ。 |