入校式も終え、さあ教習だ! とはいえ、最初から車に乗る訳ではなく、まずは「カートレーナー」と言う、文字通りのシミュレーションマシンで、ハンドル操作などを学ぶ。 教官の指示通りに走るのだが、ただでさえ慣れない操作の上に、矢継ぎ早に指示を出され、もー頭は真っ白。 ギアチェンジなんてとんでもない。 どっちがブレーキかアクセルかも分らなくなる始末。 道は間違えまくり。 「はい、次のT字路を左に曲がって」とか言われても、 今の私の目の前は交差点です、先生。 それでも懸命に指示に追いつこうとした結果、↑の通りに。 ええ、自分でも途中メーター見てやばいなーとは思ったんですけどね。 帰りに教官に呼び止められたのも実話。 「エンジン音でバレバレなんだよ」と爽やかに言われましたとも。 (実際にはおっちゃんだったが) あれはすんばらしい一撃だったなぁ。 正に、屍に鞭打ちまくりってやつ。 これは複数教習なので、4人で組んでの実習だったのだが、これほどスピードオーバーしたのは私だけだったらしい。 この時点で既に、自分の素質の無さをイヤというほど痛感しましたよ。 とほほ。 |